7人のシェイクスピア新連載

2016年12月12日、ハロルド作石氏の「7人のシェイクスピア」がヤングマガジン(講談社)にて再開されました。

この作品のリュートに関する作画に、協力させていただいております。

 

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この作品はビッグコミックスピリッツ(小学館)で2010年から2011年末ごろまで連載されていたものの、第一部が終わったところで、休載となっていました。

今年の夏、リュートソロコンサート「シェイクスピア時代のリュート音楽」を準備している頃、コミックに詳しい方からこの作品の存在を教えていただき、単行本を購入。絵の美しさに加え、シェイクスピアの頃の時代背景の描写や、思いもよらないキャスティングとストーリー展開に夢中になり、あっという間に読了。

7人のシェクスピア単行本

 

特に、カトリック信者がこの時代どんな状況だったのか、よく理解できました。(ダウランドさん、宮廷に就職できなくて当たり前でしょう。。。)

シェイクスピアには、ロンドンに出て劇作家として活動し始める前に、資料のない空白期間があります。その間彼が何をしていたのか、いろんな説がありますが、この作品はその部分をイマジネーション豊かに描いています。そしていよいよロンドンへ!というところで休載になっていたんですよね。

ああ、この続きが読みたいなーと思っていたら、絶妙なタイミングで、この作品が再開されるという話と、作者のハロルド作石さんがリュートを弾いている姿の写真モデルを探しているという話が舞い込みました。

やります!やります!

そして、ハロルド作石さんと編集者さんは、中野のSpace415でのリュートコンサートにご来場、演奏も聴いてくださいました。

 

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その数週間後、作画にあたり必要と思われるシーンに合わせて、たくさん写真を撮っていただきました。

講談社内の写真撮影スタジオ、素晴らしい!カメラマンさんも素敵!

「リュートを書くのはなかなか難しくて、画家でも正しい遠近法で描いているのはカラヴァッジョぐらいですよ」と申し上げたら、編集者の方が「よーし、作石先生にはカラヴァッジョに挑戦してもらおう!」と(笑)。

 

さて、連載再開の第一回目、リュートが登場するのは一コマですが、今後の展開に期待。

買って応援しなくては!

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この表紙、乃木坂46の綺麗なお嬢さんたちとシェイクスピアの姿が、何だか現代社会における私たち古楽関係者を象徴しているような・・・。負けずに頑張れ〜!

 

次号は、12月26日(月)に発売です。