朗読音楽会「ロバのおうじ」@ブックハウスカフェ、終了
6月22日ブックハウスカフェさんでの朗読音楽会「ロバのおうじ」は無事に終了しました。
ご来場のお客様、広報にご協力下さった皆様、共催のブックハウスカフェの皆様、朗読の阿部早苗さん、どうもありがとうございました。
種まくトトロのポスターの前に「ロバのおうじイベント」の案内板を立ててくださっています。
左隣には、松本春野さんの原画展示会のお知らせ。
2階へと上がり、受付の奥には ドリンクコーナー。
貴族の館風インテリアで、ロバのおうじやリュートにはピッタリの雰囲気です。
販売用の絵本「ロバのおうじ」もスタンバイ。
プロジェクター&スクリーンの設備も最新式で、会場の響きもよく恵まれた環境でした。残響があるとのびのびと演奏出来ますね。リュートらしさを十分お伝えできたと思います。
公演後、リュートの紹介やQ&A、物語についての感想交換などを行いました。
今回は、平日夜の時間帯だったせいか、今までになく男性一人で参加された方が目立ち、感想をお伺いしたところ、「男の子だった王子が大人の男になっていく過程が描かれていて、男性にも楽しめる物語だと思う」とのこと。この視点は全く持ち合わせていなかったので、新しい発見でした。
またリュートに詳しい方もご参加下さっていて「リュートのネックの長さが、王子の成長に従ってだんだん長くなっている」というご指摘も。
この作品でのリュートは、全体にネックが長く描かれているのですが、確かに、最初の方がルネサンス・リュートのサイズ感だとすると、後半はアーチリュートという印象ですね。
今、気がつきました!面白い。
朗読の阿部早苗さんと。
多くの登場人物の声を巧みに読み分け、臨場感たっぷりに朗読して下さいました。
このブックハウスカフェとのご縁が出来たのも阿部さんのお蔭です。どうもありがとうございました!
ブックハウスカフェの入り口で、オーナーの今本義子さんと一緒に記念撮影。
公演前に、ほるぷ出版の方がお越し下さり、お目にかかることができました。何と、朗読音楽会「ロバのおうじ」公演の感想を、出版社の方へ届けて下さったお客様がいらっしゃるそうです。
私の知らないところで、応援したり支えて下さる方々がいらっしゃるということを知り、本当に嬉しくて、ありがたくて、励まされる思いがします。
これからも朗読音楽会「ロバのおうじ」続きます!
阿部さんの次回公演は 泉鏡花の世界。
興味のある方はぜひお出かけ下さい。