【募集】古楽器の物語を語ってくださる朗読者さん

ヨーロッパの古楽器「リュート」と、東洋の古楽器「月琴」を演奏しています。

現代では珍しい楽器であるため、お客様も「どういう楽器なのだろう?」と興味を持ってくださいます。

そこで演奏の合間に、楽器の紹介や曲の説明などを簡単にお話しすることが多いです。

しかし、いろいろと言葉を尽くして「説明」をしても、その楽器の魅力の核心のところ、最も大切な部分を伝えることができていないもどかしさがありました。


ある時、思いつきました。

楽器を巡る「物語」を誰かに語ってもらって、その中で音楽を聴いてもらうのが魅力を伝える一番よい方法なのではないか?と。

ふとしたご縁で、リュートを弾くロバの物語「ロバのおうじ」(原作:グリム童話)に出会い、2007年から朗読音楽会「ロバのおうじ」の活動を始めました。

坂本龍馬の没後150年にあたる2017年には、月琴を愛した坂本龍馬・お龍夫妻の物語として、朗読音楽会「月琴で綴る龍馬の手紙」(脚本:永田斉子)を始めました。

コロナ禍で活動休止を余儀なくされていた間に投影画像を吉田稔美氏に発注して準備を進め、2022年「赤いろうそくと人魚」(原作:小川未明)を発表しました。

遠隔地の方とはオンラインでリハーサルと準備を進め、それぞれ公演を重ねています。「ロバのおうじ」はこの夏100回目の公演を迎えます。


朗読音楽会の内容については、このサイト内の下記のコーナーに詳細情報があります。

ブログ内にも、これまでの公演の詳細情報やレポートなどもありますので、合わせてご覧頂けましたら嬉しいです。


古楽器は静かな音楽を奏でます。

肉声の語りとの相性は抜群です。

小さな、親密な空間が似合います。

フットワーク軽く、楽器を持って伺います。

楽器にまつわる物語を、あなたの声で語って頂けませんか?


ボランティア活動ではなく営利活動ですが、朗読のプロでなくても構いません。

会場探しと集客のご協力をお願いできる方、公演への真剣なお気持ちがある方を必要としています。

興味を持って下さった方は、どうぞお気軽に「お問い合わせ」よりご連絡下さいませ。

小学校に勤務していらっしゃる方で、学校内イベントとして朗読音楽会を開催ご希望の方は、文化庁の子供のための芸術家派遣制度を利用することができます。夏に申請が始まりますので、どうぞお早めにご連絡下さい。

どうぞよろしくお願いいいたします。

ロバのおうじ札幌公演