ロバの鳴き声は本当に「ヒーホー!ヒーホー!」なのか?
朗読音楽会「ロバのおうじ」、
今年はいろんな朗読者の方と共に気軽に公演を続けています。
その脚本の原作、ほるぷ出版の「ロバのおうじ」の本の中で、
ロバの王子が学校の同級生からいじめられるシーンがあります。
ロバの鳴き声の表記と、それをどう読むか?
同級生たちは王子がロバの姿であることを揶揄して「ヒーホー!ヒーホー!」と囃し立てます。
これをどのように読むかは、その時の朗読者さんにお任せしてきました。
「ヒー」の部分にややヴィブラートをかけて馬のいななき風に読む方もあれば、
素直にカタカナの文字に近い感じに読む方もいらっしゃいます。
英語表記では、ロバの鳴き声は hee-haw と表記されますので、
この本の邦訳ではそのままカタカナにしたということでしょう。
実際のロバはどう鳴くのか?
さて、先日Twitterの古楽系タイムラインで「ロバの鳴き声」が話題になりました。
どうしてこれが話題になったのかは、やや専門的な話になりますので省略しますが、
私はふと「果たして現実のロバはどう鳴くのだろう?」と思ったのです。
こんな時こそ、Youtube!
まずは、市川動物園にいるダイくん。
キャプションが笑えます。
そして、コメント欄には「どうしよう、どうしよう」と聞こえるという意見。
次に、東山動物園のロバくん。
動画タイトルに「(イメージと違う声)」とあるのですが、
「ヒーホー!ヒーホー!」には一番近いように思いました。
最後に、特別版として、大雪の中で遊ぶロバくんの動画を。
この動画では、一言も鳴いてくれませんが、
自然の中を自由に走りまわる様子がとてもいいです。
防寒用の青いマントを着せられているので、まるで「ロバのおうじ」みたいに見えてきます。
暑い毎日、雪の動画でも見て、涼みましょう。
こんなロバが主人公の物語「ロバのおうじ」、読んでみませんか?