月琴奏者/明清楽研究者

永田斉子月琴ポートレート写真angel

幼い頃から、故郷・長崎の独特な歴史と外来音楽の受容に興味を持ち、国際基督教大学の卒業論文のテーマに 明清楽(月琴歌)の伝承を選ぶ。

江戸時代末期から明治時代の間に全国各地で出版された楽譜、写本を比較・研究すると同時に、1985年から87年にかけて長崎で伝承されている小曽根派明清楽の伝承の現状および変遷をフィールド・ワークし、1987年「長崎における明清楽の伝承」として卒論を纏めた。

伝承者の中村キラ氏、長崎明清楽保存会、中村慶子氏、および郷土史研究家・越中哲也氏へのインタヴューの他、中国語の歌詞の対訳、伝承曲の工尺譜・五線譜などを収めている。

2007年、高知県立坂本龍馬記念館が所有するオリジナルの月琴を演奏する機会に恵まれ、同館が主催するコンサートに出演。それを機に月琴の演奏を始める。

明治時代に製作されたオリジナルの月琴二棹を入手。(号:乙女、照葉)

2009年~10年には、全国13カ所以上で開催された長崎県主催の「旅する長崎学」講座や大河ドラマ「龍馬伝」に関するイベントにてトークと演奏を行う。2013年、高知県立坂本龍馬記念館主催の「女性が紡ぐ龍馬さん~朗読コンサート」(朗読:小林綾子)に出演。

2016年11月15日、Merry MelancholyレーベルよりCD「月琴 MOON LUTE〜お龍が奏でた楽器、龍馬が聴いた音楽」をリリース。

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