朗読音楽会「月琴で綴る龍馬の手紙」@広島・ふくやま
没後150年を迎える今年、大きく二つの坂本龍馬の展覧会が巡回しています。
一つは前のブログで紹介した現在静岡市美術館での「没後150年坂本龍馬」展ですが、
もう一つが高知県立坂本龍馬記念館の所蔵品を紹介する「土佐から来たぜよ!坂本龍馬」展です。
こちらは今年初めから岡山、熊本、東京と巡回し、
7月14日より広島ふくやま草戸千軒ミュージアムで開催中です。
この会期中、朗読音楽会「月琴で綴る龍馬の手紙」を行います。
公演の概要
日時:2017年8月6日(日)2回公演 (1)午前11時〜 (2)午後2時〜
場所:ふくやま草戸千軒ミュージアム
出演:永田斉子(月琴&構成)福山在住の高校生の皆さん(朗読)
入場無料
福山(広島県)と龍馬
福山の鞆の浦は、龍馬がイロハ丸事件の際に談判をした場所です。
それに関する建物や資料館が多く残されています。
たった一通だけ残っている妻・お龍あての手紙は、
その内容がこの談判の進行状況を伝えているがために残されたと思われます。
いつもの朗読音楽会では、事務的な内容の部分をちょっと省略して読んでいるのですが、
今回は鞆の浦という地名も出てくることですし、この手紙をたっぷりと。
高校生と共演!
今回、朗読を担当してくださるのは、6名の高校生の皆さん。
龍馬、お龍、ナレーターの3役を分担し、さらに2回公演なので、
ダブルキャストに。
これまた私としては、初の試みで、
面白いことになりそうだ、とワクワクしております。
手紙の画像投影と一緒に
今回は、主催の担当者さんが投影資料を作成してくださり、
朗読を聴きながら、該当部分の龍馬の手紙を画像投影!
目と耳とで龍馬の手紙を堪能する、贅沢なイベントとなっております。
そして月琴で演奏する曲は、まさにお龍が長崎滞在中に習い覚え、
龍馬が耳を傾けていた音楽そのものです。
福山近郊の皆様、是非、ご来場くださいませ。
お待ちしております。
もし『このイベントの日は都合がつかないけど、月琴を聴いてみたい!』と思った方、
私のCD「月琴 MOON LUTE」〜お龍が奏でた楽器、龍馬が聴いた音楽〜を
ミュージアムショップにてお取り扱いしていただいております。
こちらをどうぞよろしくお願いいたします。