高知から持ち帰ったお気に入りのもの

4月28日の高知城歴史博物館の「音楽会」イベントと、5月2日の芸西村での朗読音楽会「月琴で綴る龍馬の手紙」の前後、移動の日程含めて、1週間のんびりと高知に滞在しました。

そして、高知から持ち帰ったものは次の品々。いわゆるお土産品とは違うものかもしれませんが、ご紹介しますね。

初夏限定の「小夏」、そして「土佐文旦」

小夏と土佐文旦

小さい方が、この5月ならではの果物「小夏」。
リンゴのようにくるくると外皮を剥いて、白い皮の部分は残してまま一口大にそぎ切りにしていただきます。白い皮の部分は苦くありません。口いっぱいに爽やかな酸味が広がります。

今回「白い皮の部分にちょっとだけ醤油をつけて食べるといいよ」と、地元の方から新しい食べ方を教えていただきましたので、試してみようと思います。

大きい方は、土佐文旦。我が家では、普通の夏みかんのようにまとめて剥いてタッパーにいれ、ちょっと砂糖をまぶして冷蔵庫に。朝食にヨーグルトと一緒に頂いています。

どちらも「ビタミンCを補給したぞ!!」「これで紫外線を浴びた分も帳消しだー!」という気になります。

これらの果物はお土産やさんや空港から発送すると結構なお値段になります。私は地元のスーパーや八百屋さんで購入し、その他の荷物と一緒に宅急便で発送しました。

 

ちょっと昔の女性はこんな着物を着ていたのかな?「土佐紬」

土佐つむぎ

旅行に出かけると、その土地ならではの織物を買います。こちらは土佐紬のコースター。紬と呼んでいるけれども、木綿です。縞の色合いがなかなか可愛らしい。この生地を使って和風の小物やエプロンなどが生産されているようなのですが、反物は工場閉鎖のため、すでに生産終了となっているみたい。こんな柄の普段着物が欲しかったなー。このコースターは高知龍馬空港内のお土産品店で購入しました。

 

ほんのりした甘さと塩味やスパイスの組み合わせが癖になる「ミレービスケット」

ミレー

朗読の尾崎美樹さんから頂きました。ビスケット「ミレー」のいろいろな味の詰め合わせです。
ユニークなフレーバーを食べ比べるのも楽しい。ネーミングもちょっと笑える。私はコーンポタージュ味がとりわけ気に入りました。キャラクターのイラストは、高知出身のやなせたかし氏によるもの。

今、ちょっと検索してみたら「理性を吹き飛ばす中毒性!!」と書かれていました。わかる!

「これ東京でも買えるだろうか、Amazonで買えるのかな」と検索した私はすでに中毒かもしれない。

ミレービスケット (Amazonサイト)

他にキャラメル味、わさび味があるのか・・・。

 

一瞬で食べてしまった銘菓「土左日記」

コンサートでお世話になった方から頂いた銘菓「土左日記」。
紀貫之に因んだ”ザ・お土産”の定番お菓子です。
「滞在中のおやつにどうぞ」というお言葉の通りに、持ち帰るどころか、写真を撮る間もないうちに、頂いてしまいました。
そういうことで写真がないため、製造元のサイトをご覧ください。菓子処 青柳

粟のような粒がまぶしてある一口サイズの餅菓子です。中の餡子が上品な甘さです。とても美味しい。

ホテルで本を読みながら、ついつい手が伸びて、あっという間に完食。
次回、また高知に行ってお菓子を持ち帰るなら、迷わずこれです。

 

芸西村の特産品「ブルースター」のピンバッジ

芸西村のブルースター

きれいな青い花びらが星のように咲く「ブルースター」。芸西村の特産品で、全国の大部分のシェアを誇るそうです。

そのブルースターのピンバッジ。芸西村の方から頂きました。男性の方々も背広にこのバッジつけていらっしゃって、ずいぶん可愛い社章だな・・と思っていたんですよ!

かばんにつけようかな。麻のブラウスのアクセサリーとしてもぴったり。

ブルースターの花言葉は「信じあう心」。

 

小鳥を一羽、抱いて帰りました

木彫りの鳥

朗読音楽会「月琴で綴る龍馬の手紙」公演が終わり、打ち上げも終わったころ、芸西村文化資料館の学芸員さんからゴツゴツした茶封筒を渡されました。開けてみると、この子が入っていました。
学芸員さんはバードクラフト作家という、もう一つ別の顔を持つ多才な方だったのです。
どうして私が鳥好きだって知っていたんですか!? 可愛らしくて、背中をなでなで。

翌朝、ホテルのベランダの手すり部分に泊まらせて、一面に広がる琴ヶ浜の海をバックに写真撮影。
ホテルの敷地内に結婚式場のチャペルもあって、メルヘンチックな写真となりました。

おおかたの荷物は、キャリーごと宅急便で出してしまいましたが、この子を荷物に閉じ込めるのは忍びなく、ハンドバッグに入れて一緒に飛行機に乗って帰宅しました。

ちょっと時間ができたら、この子をいろんなところに連れて行って写真を撮ってみたい。

今はパソコンの前にいて、作業していると時々目が合います。

 

美味しいお料理、果てしなく広がる海、すがすがしい空気、陽気な人々の気質・・・。
高知へ旅行すると毎回、心身ともにリフレッシュして東京に戻ります。

去年は現代龍馬学会の例会に参加するため5月末に高知へ行き、今回もほぼ同じ時期だったので、次回は秋や冬など少し違う時期に行ってみたいなと考えています。