【報告】文化庁主催・朗読音楽会「ロバのおうじ」@カリタス小学校、終了!

2009年より隔年で開催しているカリタス小学校での「ロバのおうじ」、今年2019年は6月26日と7月4日に、それぞれ6年生3クラス、5年生3クラスを対象に、1クラスずつ図書室で行われました。

朗読は、カリタス小学校で読み聞かせ活動を行っている「お話の木」の皆さんによるグループ朗読です。

 

図書室入り口ではエリック・カールの絵本が特別展示中。

エリック・カールの絵本展示@カリタス小学校図書室

カリタス小学校と「ロバのおうじ」は深い関係があります。これについては過去記事をご参照ください。

 
投影画像は、通常の絵本の挿絵ではなく、カリタス小学校でかつて副校長だった柏木先生が遺された大型紙芝居をスキャンしたものが使用されます。

 

「ロバのおうじ」@カリタス小学校・文化庁芸術家派遣事業

今年は、このお話会の少し前に、カリタス小学校の児童さんが痛ましい事件に巻き込まれ、開催が一旦、見送られました。
しかしながら「そういう時だからこそ開催して欲しい、子どもたちも楽しみにしているから」という先生方からの声があり、予定通り開催されることになりました。

私も事件に深くショックを受けながらも、「平常心で、平常心で」と自分に言い聞かせながら本番に臨みました。

生徒さんたちは、例年通り、静かに落ち着いて耳を傾けてくれました。そのことに少し安堵しましたが、このような落ち着きを取り戻すまでの、先生方や保護者の皆さんのご尽力はいかばかりであったろうと思います。

「ロバのおうじ」栞@カリタス小学校

記念として、ロバのおうじの栞(柏木先生による模写のコピー)が生徒さんに配布されました。
生徒さんたちは、可愛いと大喜び。そして私にも。

 

朗読グループ「お話の木」のメンバーさん、そして図書館司書の先生との素晴らしいチームワークで、公演を盛り上げ、物語と音楽を味わい、全6回を無事に遂行できたことを心より嬉しく思います。

文化庁主催「ロバの王子」プログラム

 

今回のお話会は、文化庁による子供のための芸術家派遣事業の一環として行われました。プログラムには文化庁主催の文字が記されております。

申請手続きにあたり、図書館司書の先生方には大変お手数をおかけいたしました。心より御礼申し上げます。

 

 

▶︎このような学校行事として朗読音楽会「ロバのおうじ」を開催希望の学校担当の方は、いますぐ「問い合わせ」ボタンよりコンタクト下さい。