自分の心が片付けば、家の中の片付けは簡単に捗る

書類や楽譜の片付け、どうしてる?

今年になって、スッと片付けモードに入ってしまい、
書類や楽譜、書籍の処分と片付けに熱中していた。

20日ぐらいコツコツと取り組んで、
全体の9割が終わったところ。


ここ20年間、時々は整理整頓しながら管理してきたものを、
ここらで全部取り出して、今後も必要かどうかを判断した感じ。

何か大きなきっかけや決意があったわけではなく、
これから自分が
「やりたいこと」
「出来ること」
「死ぬまで精進すべきこと」

「やりたくないこと」
「もうやらなくてもいいこと」
「十分やり尽くしたこと」
との区別が、まるで色分けされるように、
心のなかではっきりと解った感触があって、
その心の判断に従って手を動かしていった。


世の中には、断捨離や片付けに関する情報が溢れている。
テクニックがわかっても、
結局、自分の心の中が片付いていなければ、
物を右から左に移動するだけで終わってしまう。

まさに「片付けとは、カタをつけること」。

心の中で「これで良し!」と完成させるなり、終わらせるなり、諦めるなり、何らかのカタをつけられたものは処分することができる。

 

本棚の本

リュートの楽譜はまだweb上で入手できるものは限られており、
本番ではやはり紙ベースで必要なので、
ほとんど処分するものはなかった。

処分したのは
・これまでの公演チラシやプログラム
・アンサンブルの楽譜
・企画準備や勉強のためにコピーした資料など。
必要となれば他人からもらえるか、再入手可能なものなどが中心。

再入手に手間がかかるものは、スキャンしてデータ保存するものとして保留の箱へ。

チラシに記載された共演者の中には故人となった方もあり、
手が時々止まることもあったけれど、
これまで数多くの演奏の機会をいただいてきたことに感謝しながら、
合計ゴミ袋10コ分くらいは捨てた。

本は、図書館や電子書籍で再読可能なものはすべて古本屋に。

これで少し本棚に隙間ができ、これまで床に積んであった本を移動して収納した。

 

片付けの残り1割は、スキャンしてデータ保存する作業と、PC内のデータの整理。あと一息、頑張ろう。

 

紙類をシュレッダーにかける作業だけでも、思ったよりずっと時間がかかった。

自分がうっかり死んだ後に、残された人たちの時間とエネルギーを奪ってこの作業をやらせることになるのは本当に申し訳ない。

まだ元気で気力のある今のうちに、自分でやっておいて本当に良かった。

2020年が始まってまだ一月だけど、もうひと仕事成し遂げた充実感に満たされている。

片付けで生まれた余白に、新しいモノとコトを取り入れよう。