月琴バチの房を新しくしました/月琴を弾くシルバニアファミリーの子犬
先日、月琴の動画撮影をしていましたら、カメラマンをつとめていた娘から「月琴のバチの房がボサボサなのが気になるー」とのダメ出しが。
月琴の撥はべっ甲で作られていて、これは長崎の「柴田べっ甲店」さんで特注した2本のうちの1本です。
その時に、お店の方が飾り房もつけて下さいました。
10年以上にわたる数々の本番を経て、たしかにボサボサになっています。
そこで櫛でとかせばきれいになるかとやってみたら、何と、房の先が取れてしまいました!
その場しのぎに、赤い縫い糸でむりやりに留め付けて、ひとまず動画撮影を終了。
月琴で参加した動画は近日中に公開予定ですので、改めてご案内しますね。
落ち着いたところで、この房は修復不可能と判断しまして、新しい房をつけることに。
飾り紐と、撥本体をどうやってくくりつけるかで、試行錯誤してしまいましたが、ひとまずこれでOK。
月琴撥は小さなものなので、こうして派手な色の紐をつけて所在を明らかにし、失くさないように気をつけます。
このような実用的な意味もありますが、小さな手元の動きを遠目にも華麗に見せてくれる演奏上の小道具でもあります。
また、この房がボサボサになるまで、いっぱい練習しよう。
そういえば「柴田べっ甲店で買ってきたよ」と母が送ってくれたものがあったな、と思い出し。
全長4センチほどの小さな月琴のブローチ。
これもべっ甲でできています。
ニシキヘビの皮でできたピックガードの部分も再現されていて、細かいところまでよく出来ていますね。
これを撮影していたら、娘が「この子を貸してあげるよ」。
タイトル:「月琴を弾くシルバニアファミリーの子犬」
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