【報告】朗読音楽会「月琴で綴る龍馬の手紙」@さいたま文学館、終了

月琴で綴る龍馬の手紙@さいたま文学館

2021年11月6日(土)さいたま文学館「古典の日」記念事業として開催された朗読音楽会「月琴で綴る龍馬の手紙」公演は、満員御礼のうちに無事終了いたしました。

ご来場のお客様、さいたま文学館のスタッフの皆様、朗読してくださった吉史あんさん、広報にご協力下さった皆様、どうもありがとうございました。

この公演についての情報

龍馬ファンが集まるイベントではなかったにも関わらず、お客様の満足度が非常に高いアンケート結果となり、脚本執筆者としては心から安堵し、ちょっと自信を持つことが出来ました。
これも朗読の吉史さんの好演によるところが大きいです。ありがとうございました。

「月琴で綴る龍馬の手紙」満席御礼

館内ポスターに貼られた「満席御礼」の文字が本当に嬉しいです。

「月琴で綴る龍馬の手紙」ステージ

今回は、ステージ上の大スクリーンが使用できるとのことで、初めて画像投影を行いました。

上記はタイトルページです。朗読の内容にそって、切り絵風のデジタルアートを15枚ほど投影しました。

デジタルアートと言っても、私がApple Pencil1本で輪郭を描いて、iMac上で色をつけたもの。初めての試みだったので最初は苦心しましたが、次第に面白くなってきて、パワポに貼り付ける頃にはすっかり楽しくなっていました。

そもそも「朗読音楽会=朗読+生演奏+画像投影」というスタイルなので、これで「月琴で綴る龍馬の手紙」も「ロバのおうじ」と同様、名実共に「朗読音楽会」のスタイルで完成したことになります。

公演に先立ち「この演目について」「朗読台本の出典について」「月琴という楽器について」のミニ解説も、スライド投影をしながら行いました。月琴を初めて知った方も多く「もっと詳しく知りたい」というありがたい感想もいただきました。

月琴奏者・永田斉子と朗読家・吉史あんさん

本番前に控室にて。

朗読の方に「ねえねえ、着物を着てみない?」と着物沼に誘い込んでいます。吉史あんさんはこの本番のために、着付けの練習を重ねて下さり、着物での初めての本番を無事に迎えました。

吉史さんにとっては「着物」、私にとっては「挿絵」という新しい挑戦に満ちた公演となりました。

朗読音楽会「月琴で綴る龍馬の手紙」は、2017年より龍馬ゆかりの地を中心に全国各地で公演を重ね、これが13回目の公演となりました。

今後も、龍馬とお龍さんの言葉、そして月琴の音色と音楽を、お客様と共有する活動を続けて行きたいと思います。

特に、福井、鹿児島、関西地区で公演したいです。朗読会を開催したい方、朗読したい方、興味のある方、どうぞ「お問い合わせ」よりお気軽にご連絡下さい。

企画の概要やこれまでの公演記録などは下記ページよりどうぞ。

CD「月琴 MOON LUTE」

CD「月琴」ジャケット帯付画像
〜お龍が奏でた楽器、
   龍馬が聴いた音楽〜

坂本龍馬も夢中になった月琴の音色を聴いてみませんか?
長崎で伝承されている幕末の響き、月琴の音楽を収録。