もう普通のマウスは使わない。トラックボールのすすめ
「タブレット主流時代に、まだマウス使っているの?」
「軽作業はMac Book Air使っているのに、なぜ、トラックパッドを使わない?!」
と思われたでしょうか・・・。
昨年、ずっとCDのブックレット制作作業でPC(デスクトップ型、iMac)に向かっていた時、右手の筋に経験したことのない違和感。
これは、もしかしたら噂に聞いている腱鞘炎になりかけているのではないだろうか。
特に、写真やら文字の塊を掴んで「手首を左右に振る」時に痛みが強いことに気がついた。
これはやばい、リュートを弾くときに障害になる可能性があるから、早め対処しなければ!
そこで、デザイナーさんはどんなマウスを使っているのか調べてみた。
「普通のマウスじゃなくて、トラックボールマウスだよ」という意見が多数。
トラックボール、こんなのです。
Logicool ワイヤレストラックボール M570t
本体は動かさないで、手のひら側を動かす感じです。
最初は、全く使えないです。親指の付け根を転がすように動かすのがもどかしい。
イライラします。
「3日間、頑張って使ってみて!」というネットの知らない人に励まされながら、練習する。
普通のマウスに比べるとかなり大きいです。
でもマウスパッドも不要だし、これが置けるスペースさえあれば大丈夫。
小さなレシーバーをPC側の USBに差し込んで使用します。
本体には電池が必要ですが、非常に電池の持ちは良いです。
口コミ情報を見ると、ボールが動かなくなる、という意見が多いですが、これは単に埃がついているだけなので、裏からボールを押して取り出し、手で表面を撫でて綺麗にすればOK、すぐスルスルと動くようになります。
一度、ポインターが反応しなくなって焦りましたが、単にUSBの差し込みが不十分だっただけ、というオチでした。
このLogicoolの製品は、万が一、不具合が生じてもメーカーに連絡すると新品に交換してくれるという話で、保証書を大切に保管していますが、今のところ問題なく使用できています。
思うように動かせずにイライラするのは、最初の時期だけで、すぐに慣れます。
そしてもう、私はこれでなくてはPC作業ができない体になってしまいました。
このトラックボールを持って家の中を移動し、
iMacに向かう時も、Mac Book Airの時もこれで作業しています。
仕事でPC作業をしている娘にも勧めてみたら「大きくて可愛くないからヤダ」と言われてしまいました。
小さいは可愛い。可愛いは正義だからなー。肩こり・腱鞘炎も可愛さには負ける。
大きさは仕方ないとしても、せめてピンクとかオレンジとか、
ポップで可愛い色展開をしたらどうでしょう、ロジクールさん。
可愛いよりカッコイイが正義、そして体の老化に抵抗したい熟年世代は、青くてもいいけどね。
記事で紹介したマウスは、2020年現在、一部ショップで入手しずらい状況となっております。
▼同じロジクール社の後継機をどうぞ。こちらも無償保証がついて安心です。