朗読音楽会「月琴で綴る龍馬の手紙」@東京、終了!
2017年6月3日、 Space415 にて開催された朗読音楽会「月琴で綴る龍馬の手紙」は
盛会のうちに無事終了いたしました。
ご来場のお客様、広報と運営にご協力くださった皆様、共演の原きよさん、
どうもありがとうございました。
![月琴で綴る龍馬の手紙プログラム](https://i2.wp.com/seikonagata.com/wp-content/uploads/2017/07/238caabc670280bf99a1bd794e0dbb8e.jpg?resize=450%2C600&ssl=1)
開演前のSpace415
東京龍馬会の方々をはじめとする龍馬ファン、朗読に関心がある方々、
そして月琴という楽器に興味がある方など、幅広いジャンルからお集まり頂きました。
このようなお客様の層を見ると、私がコンサートという形態に飽き足らず、
「朗読音楽会」というスタイルを始めたことが
少しずつ実りつつあることを感じます。
![月琴で綴る龍馬の手紙プログラム](https://i2.wp.com/seikonagata.com/wp-content/uploads/2017/07/IMG_6041.jpg?resize=450%2C600&ssl=1)
初めて縦書きのプログラムを作ってみました
今年1月、長崎での同イベントが30分ダイジェスト版だったのに対し、
この東京公演は、休憩と月琴についての簡単な解説を含め、
全体が90分の拡大版。
その中で、東京公演独自のプログラムとして、
龍馬が脱藩して1年後、勝海舟の弟子になったことを乙女姉さんに伝える手紙を読みました。
朗読の原さんは多忙な日々の合間を縫って、ちょうど江戸東京博物館で開催中の
「没後150年坂本龍馬展」を見に行ってくださいました。
そこで真筆の龍馬の手紙や遺品などをご覧になったことで、
グッと龍馬やお龍さんへの親近感が湧き、
朗読の完成度が飛躍的に上がったとのこと。
音楽も文学も、対象の周辺情報に色んな形で触れておくことは
有意義であると思わざるをえません。
夜公演には、月琴の製作と修理をなさっている星野孝司さんがご来場下さり、
ちょうど他の用事のために所持されていた月琴を
会場のお客様にも触らせてくださいました。
もうお客様は大喜び。珍しい楽器ですからねー。
原さんも月琴を持って、二人で記念撮影。
月琴デュオ・誕生!? 二人ともとても嬉しそうな表情で。
90分版の初演を好評のうちに終えることができ、
台本を用意した私は、ほっと安堵しております。
いつものことながら、会場Space415 のオーナーさんには、
会場設営から照明、空調の調節まで、細やかにお心遣いいただきました。
心より御礼申し上げます。
今後も、朗読音楽会「月琴で綴る龍馬の手紙」は続きます。