【リュート・コンサート】リュートが楽器の王様だった頃〜16世紀フランスとイタリアの作品より

リュートが楽器の王様だった頃チラシ表

 

リュートが楽器の王様だった頃チラシ裏

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<日時>2018年5月27日(日)開演14時(開場13時30分)

<場所>アトリエミストラル(群馬県高崎市下小鳥町312-4)アクセス

<演奏>永田斉子(6コース・ルネサンス・リュート)

<料金>一般3000円(早割特典あり)高校生以下1500円 (ご予約後当日精算)
*4月中にご予約の方は一般料金から500円を割引サービスいたします。お早目のご予約をどうぞ。
*終演後、演奏者と一緒にティーパーティーを開催。お気軽にご参加ください(参加費1,000円)

<ご予約&お問い合わせ>アトリエミストラル tel:090-8047-3757(櫻井)メール

<後援>
日本リュート協会、NPO法人日本ルネサンス音楽普及協会、
上毛新聞、群馬経済新聞、FM GUNMA、ラジオ高崎

<主催>アトリエミストラル

<企画趣旨>
2016年に引き続き、今年も群馬県高崎市にあるアトリエミストラルで、リュートソロのコンサートを行います。前回は「シェイクスピア時代のリュート音楽」というテーマでしたが、今回は6コースのルネサンスリュートを用いて、16世紀イタリアとフランスの作品を取り上げます。

この時期、リュートは宮廷音楽における中心的役割を果たし「楽器の王」と讃えられていました。

宮廷を中心に数多くの優れた作品が作られましたが、それらは宮廷内にとどまらず、この頃から発達し始めた印刷技術によって国境を越え、広く伝播していきます。同時に、裕福な商人たちも出版された楽譜を買うことによって、それまで王侯貴族の特権であった宮廷音楽を演奏して楽しむことができるようになりました。

この時期のリュートソロのための作品は膨大な数が残されていますが、大きく次の3種類の分けることができます。すなわち ①ファンタジア(またはリチェルカーレ)などの対位法的な作品、②舞曲、⓷歌曲を編曲したもの、です。

今回のプログラムは、これら3種類をバランスよく構成し、6コース・ルネサンス・リュートの持つ独特な音色と演奏スタイルをたっぷりとお楽しみいただける趣向となっております。

皆様のご来場をお待ちしております。

<予定プログラム>(変更になる場合があります)
P.アテニャン編:Pierre Attaingnant(c.1494-1551 or 52)
・恋をしたゆえ D’estre amoureux
・助けて下さい、私の愛に免じて Secours moy

P.ファレーズ編:Pierre Phalèse (c.1510 -1575)
・千々の悲しみ Mille regres
・運命の女神よ、私の命を奪って Fortune, laisse moy la vie

A.ル・ロワ Adrian Le Roy(1520-1598)
・二十日鼠 La souris

A.ド・リプ:Albert de Rippe(c.1500-1551)
・乱れた足取り O Passi Sparsi

J.パラダン:Jean Paul Paladin(fl.1540-1560)*fl.=1540年ごろから活躍の意味
・またもや別れの時 Ancor che col partire

F.ダ・ミラーノ Francesco Canova da Milano(1497-1543)
・リチェルカール5番 Ricercar #5
・ファンタジア40番 Fantasia#40

J.ダルツァ Joan Ambrosio Dalza(fl.1508)
・ヴェネチア風パヴァーナ Pavana alla Veneziana

V.カピローラVincenzo Capirola(1474-after 1548)
・舞曲 Ti.. baleto da balar bello

<使用楽器>6コース・ルネサンス・リュート in A :Laurence K-Brown 製作 1992