「ちいさなえほんや ひだまり」さんを訪問しました

札幌・渡辺淳一文学館での朗読音楽会「ロバのおうじ」公演の後、絵本の販売でお世話になった書店「ちいさなえほんや ひだまり」さんを訪問しました。

精算などの事務作業もあったのですが、何より店主の青田正徳さんにお会いしたかった!

スペースいっぱいに絵本がきちっと並べてあり、圧倒されていると、本を選んでいた女の子二人とお母さんがリュートに興味を示して・・・

とうとうその場で三人のために「ロバのおうじ」の冒頭を演奏することに。

兎ゆうさん(朗読)永田斉子(リュート)「ちいさなえほんやひだまり」にて

どこかで「ロバのおうじ」の続きを読んでくれているといいな・・・。

 

店長・青田正徳さんは、絵本一筋25年「北海道で絵本好きの人で青田さんを知らない人はいない」といわれる著名な方です。

どういう絵本が優れた作品なのか、挿絵と文との関係、声に出して読み聞かせたり朗読することの大切さ、読み聞かせの会での朗読者と聴く人との関係、子育てや親子関係における絵本の役割など、話題は尽きることなく、ずいぶんと長居してしまいました。

このところ、挿絵をどう考えるかについて、いろいろと悩んでいて方向性が見えなくなっていたのですが、突破口が開いた気がします。

 

ちいさなえほんや ひだまりの青田正徳さんと記念撮影

 

ちょうど店内で原画展が開催されていた絵本「おほしさまのちいさなおうち」の絵本を頂きました。

『Sense of Wonder』(レイチェル・カーソン)の世界が広がる、素敵な絵本です。

青田さんに「リンゴを輪切りにしたことある?」って訊かれて、「あります」と答えたけれども、もし私が「ありません」と答えたら、切ってみせて下さりそうな勢いでした。

「ない」と答えた子どもたちには、リンゴを持ってきて見せていらっしゃるんでしょうね。

絵本『おほしさまのちいさなおうち』

 

北海道書店ナビのページにて、青田さんのインタビューと「珠玉の絵本」紹介があります。

絵本に興味のある方は、ぜひ上記リンクよりご覧下さい。